言い訳は、何かが出来ない、あるいは出来なかった理由を、あたかも筋が通っているかのよう
に説明し、正当化することですね。
その言い訳を聞かされる人も、言っている本人も、心の奥底ではそんなの理由になっていない
ことくらい、ちゃんと気づいているのに、なぜ言い訳ってしてしまうのでしょうか?
耳が痛いトピックかもしれないけど、自分もそんなこと言ってかもな〜と思ったら、方向転換
のチャンスだね!
*よくある言い訳その一:時間がない
"夜バイトをしていて課題をやる時間がない"とか、"会社に勤めていてそれに時間がとられて
しまう"とかいう話をよく聞きます。製造や事務などいわゆるルーティンなことと違い、
クリエーティブなことには構想(アイデアを練ったりリサーチしたりする準備、ブレイン
ストーミング(ブレスト)ともいいます)に時間がかかりますし、無理をしてからだを壊しては
元も子もありません。
でも時間が無制限にあれば、もっとよいものが出来たり、必ずやっていたはずなのでしょう
か?
例えば"今日はこれとこれとこれを、全部やらなくてはならない"と決めて集中したとき、案外
出来てしまったことはないですか?
時間がない、限られている時の方が、"このあいだにするべきこと"に集中して、効率が格段に
上がることがあります。
出来る、出来ないは、自分の環境とはほとんど関係ありません。それよりも、出来る、出来
ないを決めつけてしまう自分の意識に問題あり。それに時間管理に真剣に取り組んでいるかと
いうことも関わってきます。
ちょっと考え方を変えて、まず"今の状況でなにが出来るか"を考え、無理のない(これポイント
!)計画をして、一つ一つチェックしながらやってしまえば、気がついたら出来てた!という
ことになるものです。
*よくある言い訳その二:お金がない
"お金がないから進級、進学できない"とか、"お金がないから留学できない"、"海外に行けない"
これもよくある話です。人生にはいろいろな出来事があり、その局面の多くでお金に絡んで
いることがあるので、お金のせいにしたくなる気持ちも分からないではありません。
では、その問題をクリアするために本当に全力を尽くしたのでしょうか?
想像力を働かせていろいろな方法を考え、挑戦してみたのでしょうか?
"まだ今は無理"と決めつけてしまっているのは、本当は自信がないからじゃないですか?
私は学生の時に留学資金の足しにするために、夏休み中だけで20万円以上稼いだことがありま
す。ラクしたいために怪しい仕事をする気はなかったし、探していること自体に時間をかけら
れなかったのもあり、工事現場の警備員をしました。
真夏の炎天下の中重装備で一日中立ちっぱなし、毎日いろいろな現場に派遣され、海帰りの男
の子達にからかわれたり、ものすごくキツい肉体労働でしたが、これが終わったらロンドンに
行くんだ、と決めていたので、とにかくがむしゃらでした。
若くて短期だったから出来たのだと思いますが、やる気になりゃ出来るという自信につながっ
たのは確かです。
思いとどまっているのは本当にお金のせいなのか、
そうならばどうやってそれを得られるか(留学なら国民金融公庫の低利息のローンを検討する
とか)、
あるいはお金をかけずに実現する方法はないか、
考えてばかりいては時間がもったいないですから、人に相談してもいいので具体的な選択肢を
ざっと上げて、今の自分がベストと思うものをとにかくやる。そう、今の自分の意思でOK。
そういうところにこそ、クリエーティビティを発揮してほしいと思います。
*よくある言い訳その三:年を気にする
若いからとか、もういい年だからとかで自分の行動、人との関わりを制限するのはもったい
ないと思います。年を取る=賢くなるわけじゃないことは以前にも触れましたが、経験を積ん
で、精神が成長するペースはまったくひとそれぞれです。
若くてもとてもしっかりと誠実なひともいるし、いい年しててもてもアホか!と言ってしまい
たくなるひともいるでしょう?
だから"若いうちは遊ぶ〜"とか、"30近いからそろそろ落ち着かないと..."とか、"あのひとは
年上(年下)だから話が合わなそう"とか、無意識のうちに社会から刷り込まれた"この世代は
こうあるべき"という価値観に、自分を押し込んで安心しようとしてしまっている。でもそれは
賢明なようでいて、自分の可能性を摘んだり、視野を狭めてしまうことにもなりかねません。
その年齢らしさなんてひとそれぞれ。自分がその時に本当に生きたい生き方をしているかの方
が大切だと思いますよ。
*よくある言い訳その四:いつか...
"もうすこし上手くなったら"とか"チャンスがあれば"とか、仕事を見つけたりなにかに挑戦
するのに、具体的な時期を決められないひとも見かけます。私たちはとかく自信がなく、
特に自分のやりたいことについてネガティブ要素を突きつけられると、とても傷ついてしまう
ものです。
でも、傷つかないことを優先していたら、自分が本当にやりたいことに挑戦することは出来る
でしょうか?
思い立った時の勢いこそ、私たちを後押ししてくれる、目に見えないけど頼りになる力です。
確かに一発成功するとは限りません。でも挑戦にはどうせ多少の失敗はつきものなんだから、
みんなそうして壁を乗越えるんだから、まずはジャブを受ける覚悟でやってみればいいんで
す。
なにごとも準備万端のつもりで始めても、結果を見ながら修正することは必要です。だったら
最初から上手く行かなくたって、"それならどうしたらもっとよくなるかな?"、"こう説明した
らもっと分かりやすくなるかな?"、"本当にダメだったんだろうか?相性が悪かっただけじゃ
ないかな?"など、具体的な対応策が考えられるのも、失敗を恐れず挑戦したからこそでしょ
う?
まずはとりあえず目標日付を設定してしまう。それに向けて本気で、出来る限りのことを
やる。
最初から上手く行かなくたって、少しずつ繰り返すうちにきっと明るい光が射してきます。
そうやって乗越えた壁の向こうで待っている結果はきっと、"がんばってよかった!"と思える
ものですよ。
やりたくないからやらないんじゃなくて、傷つきたくないから言い訳してしまう。その気持ち
は分かるけど、人生は一度きり。自分にやりたいことがあることを大切に、挑戦させてあげま
しょうよ。
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そんな若いクリエーターへ、ムリネヨウコからかなり直球メッセージ。